受験勉強をする際に持っておきたい心構え
2020/07/27
夏休み、気合いを入れて勉強をしよう
例年なら、この時期は夏休みに入っていますが、今年はコロナの影響で、まだ夏休みになっていない学校が多いですね。
いつも夏休みになるとどのような勉強をすればいいのか相談を受けることが多いです。今年はいつもより夏休みの期間が少ないですが、学校の授業がある時期よりも、自分で勉強できる時間が多くとれるはずなので、やれることを増やしていきたいところです。
できるようになる人がどのように勉強しているのか。
受験生を見ていて思うことですが、実力が伸びる人には共通点があるように思います。
それは、やるべきことをきっちりやっている
ということです。
当たり前のこと、と思うかもしれませんが、何かと理由をつけて、自分がやらなければいけないことができていない人が多いのが現状です。
例えば、
「英単語を1週間で100単語覚えてきましょう」
だとか
「この2か月の間にやった数学の問題を自力で解けるようにしてきましょう」
だとか
「古文の助動詞で大事なところを覚えてきましょう」
だとか
そういうことを授業で伝えたりするのですが、これらをきっちりやれる生徒ときっちりできていない生徒がいます。
それらをきっちりやり切れている生徒がやはり伸びています。
記憶の仕方とか、そもそもの記憶力が違う、とかそういうことを理由にできない、と思う人もいるかもしれませんが、
そういう場合、
「これくらいでいいだろう」とか「ここはできなくても仕方ないよね」といった風に、少し自分に対して甘い気持ちを抱いているように感じます。
「やらなければいけないのはわかってるけど、できない」
となっている内はやっぱりあまり伸びません。
点数的にも現状維持が精一杯なのかな、と思います。
生徒に目指してほしい感覚としては
「100%暗記を目指して95%覚えて安定させる」
といったような感じです。
「自分が勉強したことの8割くらい覚えていたら合格点とれるかな?」ではダメです。
上位の学校に行こうとする人ほど、これを達成しています。
上位の学校に行きたいけど、自分に実力が足りてない、と思う人は「これくらいでいいかな」という思いを
「ここまで絶対にやり切ろう」
と自分の限界を超える意気込みで勉強を進めてほしいと思います。
これから始まる夏休みに向けて、気合いを入れ直し、勉強してほしいと思っています。