英語が苦手な人にありがちな英単語を読んでない問題

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英語が苦手な人にありがちな英単語を読んでない問題

2023/01/12

英語が苦手な人にありがちな英単語を読んでない問題

英語が苦手な人によくあるのですが、

英単語をちゃんと文字を見ていないことが多いです。

 

最初の数文字しか見えてない、読んでいない、ことが多いです。

 

最初の三文字くらいと長さで単語を認識している節があります。

 

例えば

 

though

thought

through

thorough

 

などがありますが、これらが同じように見えたりしています。

一見するとそこまで変わらないですが、よく見ると「t」が入っていたり、「r」が入っていたり、「th」のあとに「o」が入っていたりと違います。

 

though  (接続詞・~だけれども、副詞・けれども)

thought (名詞・思考、動詞・thinkの過去形)

through (前置詞・~を通して)

thorough (形容詞・徹底的な)

 

 

けれど、英語が苦手な人は、これらの英単語の違いをあまり識別しようとしていないことが多くあります。

 

他にも

remain

remind

を間違えたりします。

 

remain (動詞・~のままである、名詞・残り物、遺跡

remind (動詞・~に思い出させる)

 

英語がある程度読めている人にとっては、意外に思うかもしれませんが、英語が苦手な人はそもそも英単語を読もうとしていない、ということがよくあります。

おそらく、「文字」ではなく、「絵」として認識しているかのような感じじゃないかと思います。

 

ですから、ちゃんと英単語の文字をちゃんと読め、と指導するのですが、

 

どう読んでいいのかわからない、

 

といった事態にもなります。

 

 

ここで必要なのは、

 

「子音」+「母音」

 

のかたまりをちゃんととらえることだと思います。

 

英単語を絵として見ていると、適切なところで区切れていません。

 

「何かわからないけど、色んな形をしたものが並んでる」

 

といったような認識で英語を読んでいるような、そんな不安定な感じです。

 

そうではなく、

 

例えば

remain

なら

re/main

(あるいは re/mai/n と分けても認識できるかもしれません)

 

といった風に分けることが必要です。

 

辞書で調べれば分け方は一応書いてあるので、それを参考にしてもいいかもしれません。

 

ローマ字を読むときのような感じですね。

このように、最低限、ローマ字を読むときのように「子音」+「母音」で分けてみるといいでしょう。

 

分けた上で読むことが必要です。

でないと、読めと言われても、わかりませんしね。

 

慣れてきたら、もっと正確に発音記号を見たりして色々とわかってきますが、この先のことはまたいずれ書くことにします。

 

ただ、英語が苦手で、実は英単語を認識できていない人は思ったより潜んでいるような気がします。

アルファベットに対して苦手意識があるのだと思いますが、ですが、それでも、必要になったら読まなければなりません。

 

まずはこういったところが足りていないのではないかと一度確認してみるのもいいでしょう。

 

 

また違うトピックとして、よく間違われる英単語の組み合わせをいずれどこかで載せると思います。

urgent

agent

agency

urge

 

など、最初の文字すら違うけれど、「gen」の並びが真ん中にあって、発音が似ているから間違える、だとかそういったよく間違えやすいものを先に知っておくと、対策ができます。

 

もし、自分でも間違えやすいものがあるとわかっているなら、今のうちにまとめておいて、リスト化しておくといいでしょう。

 

授業中でも、単語テストをした際などに、そういった表を作れるように指導しています。

 

ただ、授業中だけじゃなく、自分で英語の勉強をしている際にも、そういう単語リストを作っておくことで、飛躍的に英単語を認識できるようになると思います。

 

一々リストを作るのが面倒だという気持ちもわかりますが、それらを作って活かせるようになった時、とても自分の助けになると思います。

自分で作ることができなかったら、他の人の助けを借りるのが一番効率いいです。

 

家庭教師の方とかに頼んでいる方は協力して作ってもらうといいです。

 

もちろん、グランスクールの授業でも、そういった手伝いをしています。

 

 

英語が苦手な人は、今一度、英単語をちゃんと読めているのか確認してみましょう。

そして、読めていなかった方は今後に活かしていきましょう。