共通テストやセンター試験が一番緊張する

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共通テストやセンター試験が一番緊張する

2023/01/13

共通テストやセンター試験が一番緊張する

明日、共通テスト1日目です。

年が明けると即共通テストですね。

今年はちょっと早めかもしれません。

 

多くの受験生は緊張していると思います。

上手くいくかどうかの不安というものがとても大きい人も多いと思います。

 

正直、その気持ちめちゃくちゃわかります。

僕もそうでした。

 

僕も本番に弱かったので、共通テスト(僕の時代はセンター試験ですが)で上手くいくかどうかは不安でした。

 

共通テストで何が一番緊張するかというと、

 

英語、数学、国語

 

でしょうか。

 

理科と社会はあまり緊張しません。というか緊張してもそこまで点数が変わらない傾向が高いです。

 

問題は英語、数学、国語です。

 

これらは緊張によりパフォーマンスがとても左右される十思います。

 

とりわけ、時間が足りないんですよね。この3教科。

 

だから、その日のコンディションとかがモロに影響を受けやすいと思います。

 

緊張してたらいつもならわかるものが読めなくなったり、視野が狭くなってしまってわからなくなってしまったり……。

 

僕もそうでした。

数学ⅡBや国語に関しては今でも覚えています。(この話については生徒にはよく話しています)

 

私立の入試や国公立の2次試験ではそこまで緊張しないのに、共通テストだけは別格ですね。

 

共通テストがそこまで別格な理由としては

 

共通テストの英語、数学、国語の3教科が時間ギリギリになってしまう可能性が高いから

時間ギリギリだと思って焦ってしまっていつも通りのパフォーマンスが出せなくなるから

緊張で視野が狭まっていつもなら解けそうな問題もわからなくなってしまうから

なんだかんだ、重要なテストの1発目だから

 

などと言ったことが考えられます。

 

それに対して私立や2次試験の場合は、

 

共通テストの結果を踏まえて冷静に目標を据えられる状況である

二次試験の場合は、共通テストよりも考える余裕がある場合が多い

 

など緊張が緩和される条件が整っていることが多いです。

 

詳しいことはもっと言えるかと思いますが、その分析はまた違う機会にしましょう。

 

今は共通テストに対してどう立ち向かうかを考えてみましょう。

 

大きく4つ書いてみました。

 

まず一つ目は

 

・「緊張していつものパフォーマンスが出せないかもしれない」という覚悟を持って臨む

 

ネガティブなように聞こえますが、これは重要です。

上手くいかなかった場合のことを見据えろ、とまでは言いませんが、

緊張していつも通りのパフォーマンスが出せていないな、と本番中に自覚することが大切です。

 

自覚することができれば、その緊張を緩和させようという方向に気持ちを持っていくことができます。

 

緊張していることを自覚せずに「いつもできているようにはできない!!」とパニックになってそのまま時間が過ぎてしまうことの方がよくありません。

 

なので、緊張していて、いつもと違うな、と自覚するためにも、事前にそうなったらどうするか?のシミュレーションをしておくとよいでしょう。

 

二つ目は

 

・ルーティンを意識する

 

です。

 

ルーティンとはいつも行っている行動のことを指していますが、このいつも通りの行動をすることにより、心もいつも通りの状態になりやすいという性質が人間にはあります。

 

僕が好きな「ベイビーステップ」というテニスのマンガがあるのですが、そこでもルーティンの大切さが説かれていました。

主人公は試合中に焦ってしまう状況に対してどうするのか、という問いに対して、平常心に戻すための行動を決めました。

 

テニスのラケットのガットを元に戻すという行動をルーティンにすることで緊張や焦りを乗り越えようとしていました。

マンガだったので、その行動はある一定の効果を収めていました。

 

実際それで上手く行くかはわかりませんが、混乱している中、わざわざルーティンをする、ということにより、多少は落ち着きを取り戻せると思います。

 

三つ目は

 

・解いている問題の次の問題に行く

 

です。

 

これも人によっては異論があるかもしれませんが、割りと多くの人が実践していると思います。

一つの問題がわからなくて、そこに時間をかけてしまうと共通テストはすぐに時間が足りなくなってしまいます。

なので、他に解ける問題があるかもしれないので、その問題を取りに行くというスタンスです。

 

解いている教科は変わりませんが、解く問題のジャンルが変わることによって、多少の気分転換?の効果があるように思います。

 

そうすることで少しは道が開けた気分になるかもしれませんし、実際に解ければ気持ちも楽になるでしょう。

飛ばした問題は後で時間が余ったら取り組むことにしましょう。

 

4つ目

 

これはまとめのようなことですが、

 

・事前にシミュレーションをしておく

 

こうなった場合は、こうする、と意識的にしておくことが大事です。

自分でトラブルシューティングを行えるようにしておく、ということですね。

 

実際に上にこうするとよい、と書きましたが、実際に問題を解いていると、どうしたらいいのかを考えている余裕がないです。

なので、あらかじめ、自分が取る行動を決めておいた方がいいです。

 

例えば、深呼吸する。問題を見直す。それでもわからなかったらすぐに飛ばして次の問題へ行く。

といった風に具体的に行動を決めておくと実際の場面でもそういった行動がとりやすいと思います。

 

 

と、このように色々と書いてきましたが、当日自分が置かれた状況で何とかやり切るしかない、というのが一番ですね。

ベストなパフォーマンスが出せるのが一番ですが、

ベストなパフォーマンスが出せなくても仕方ない。でもそこでパニックにならずに、今自分がやれることをやり、少しでも被害を抑える。

 

そういった心構えで行った方が結果落ち着いて、いいものが出せるような気がします。

 

 

センター試験でとても大変なことになってしまった僕が、昔のことを思い出しながら色々と書かせてもらいました。