大学受験 数学 復習の仕方
2019/07/06
数学のおススメの復習の仕方
数学の復習というと、みなさんどのようにやっているでしょうか?
数学の授業の最中にこんなことがありました。
数日前に解説した数学の問題を、生徒にまた解き直してもらったところ、その生徒は、その問題を最後まで解ききることができませんでした。
解説した時にはそれなりに理解して、わかっていて、家に帰って復習してください、ということを伝えて、復習してもらっていたはずなのですが…
数学の復習というと、みなさんどのようにやっているでしょうか?
数学が苦手で、あまり上達しない生徒の中には、何度か解説しても、同じようなところでつまづいていることが多いです。
家で復習してきたかどうかを確認すると、してきてはいるようなのですが。
なぜ、同じようなところでつまづいているのでしょうか?
もちろん、数学の復習を家でしてきていないのに、してきた、と言っている場合もあります。
けれど、復習はしたのに、解き直してみると解けない、といったことはどうしておこるのでしょうか。
一つの答えとしては、
やり直しの回数が圧倒的に足りない
ということがあります。
単語とかの暗記は繰り返すのに、数学の問題は回数をこなさない。
そういうことが多々あります。
けれど、一度理解はしたとしても、解き方を覚えていなければ、解くことはできません。
数学において、
「理解した」ことを「暗記する」
という意識はとても重要です。
この意識が抜けているため、数学が得意にならない人の多くは、
一度理解したら、繰り返さない
といったことをやっていることが多いです。
非常にもったいないです。
数学を自分のものにするためには、理解したことを自分で使えるようにしなければなりません。
そのためには、数学の問題も繰り返し、練習しましょう。
僕が昔やっていた方法としては
できなかった問題で、授業を聞いて分かった問題は、その日のうちに何も見ずにできるようになるまで解き直しました。
スラスラとできるようになるまで、1日の間に5回ほどかかっていたものもあったので、5回やりました。
そして、その次の日もまた同じように解き直しました。できればOK。できなければ、また何も見ずに解けるようになるまでやり直します。
そして、また次の日も、同じように解き直しました。そうすると、段々スラスラと解き直せる問題が多くなっていきました。
僕は大体、
5-3-3
と考えていました。
解き直す回数です。
本当にできない問題はその日の内に5回解き直し、解き方を覚えこむようにしていました。
数学の同じ問題を1回解き直しただけで、復習した気になる人が多いです。
ですが、それで定着すればいいですが、定着していないことも多々あります。
一回やるだけで満足せず、数学であっても、しっかりと定着するまでやり直す、ということも頭に入れていきましょう。